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【韓国語】「あなた」は韓国語で何ていう?

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「あなた」が分からず困る理由

 

 

 

韓国語をある程度勉強したことのある皆さんは、韓国語に「あなた」という言葉がないように感じて、戸惑ったことはありませんか?

 

私自身、韓国語を勉強してしばらく経った頃、「あなた」をどう言ったらいいか分からず困りました。

 

この原因は、実は日本人にとって外国語=英語になっているからと思われます。

 

日本人であれば誰でも、学校で英語を勉強しています。

ですから、外国語=英語です。

 

英語を習うと、

 

You are kind.

・ Are you a student?

 

といった表現を、最初の頃に習います。

上記の例のように、英語では「you」という語を多用しますね。

 

実際英語では、家族・友達、年下・年上、知り合い・初対面、誰にでも使う重要単語です。

 

ですから日本人にとっては、

 

外国語で話そうとする=「You」を入れて組み立てる

 

という癖がついていると思われます。

 

たとえば英語で相手に年齢を聞くとき、お腹がすいたか聞くときの例を見てください。

 

・How old are you?

・Are you hungry?

 

では、こういった表現は、韓国語では一体どうなるのでしょうか?

さっそくご紹介していきましょう。

 

 

 

韓国語で「あなた」は絶対必要か?

 

では、前述の例文を韓国語で言おうと思ったら、どうなるでしょうか。

 

日本人はつい英語にするときの癖で、

 

あなたは何歳ですか?

あなたは空腹ですか?

 

という文を考え、それを韓国語にしようとしてしまいます。

 

でも実際に日本語で会話しているとき、こんな風に言っているでしょうか?

「あなたは」なんて、いちいちつけていないはずです。

 

なのにこう考えるということは、日本人が外国語で文を考えるときの癖になっているということです。

 

でも実際は、すべての外国語が、英語のように「あなた」を必要とするわけではありません

 

ではさっそく、韓国語でどうなるかを見てみましょう。

 

몇 살이에요(ミョッサリエヨ)?(何歳ですか?)

배고파요(ペゴパヨ)?(空腹ですか?)

 

どうでしょうか?

上のとおり、「あなた」という言葉なしに簡単に言えますね。

 

ちなみに、韓国語で「あなた」と辞書を引いてみると、당신(タンシン)그대(クデ)といった単語が出てきます。

 

しかし実際には、당신(タンシン)夫婦が配偶者に呼び掛けるときか、もしくはよく知らない人同士がケンカ腰で使うときぐらいしか聞きません。

 

그대(クデ)も恋人などに使う呼び方ですが、日常ではそれほど聞かず、ドラマや歌詞でよく聞くなという感じの単語です。

 

これを知らずに、無理やり英語的に文章をつくり、

 

당신 몇 살이에요タンシン ミョッサリエヨ

 

とでも言おうものなら、とんでもなくおかしな韓国語…というかケンカ腰になります(汗)

 

結局、韓国語では英語の「You」のように便利な「あなた」はありません。

そして、必要もありません。

 

日本語では「あなた」という言葉があります。

 

でも先ほど述べたとおり、

 

・あなたの名前は何ですか?

・あなたのお仕事は?

 

と、いちいち「あなた」を付けてはいないと思います。

 

韓国語はそれと同じか、それ以上に必要ない感じです。

 

 相手を指す言葉がどうしても必要なときは、名前を知っていれば名前、役職や立場を知っていればそれで呼ぶのが一般的です。

たとえば、お医者さんや教師ではなくても、선생님(ソンセンニム)という敬意をこめた敬称で呼ぶんだりします。

また、日常のかしこまっていない状況で、「おじさん・おばさん」に呼びかけるなら、有名な아저씨(アジョッシ)」「아주머니(アジュモニ)」という言い方もします。

 

でも結局、どのシチュエーションでどう呼ぶかは経験で判断することなので、暗記や勉強では判断しきれません。

 

まずは言葉の意味を覚えたうえで、ドラマやバラエティなどを観察して、実際の使われ方を少しずつ学んでいきましょう。

 

 

 

まとめ

 

今回のテーマから学びたいのは、”言語はそれぞれ特徴があって別物だ”ということです。

 

韓国語は韓国語であって、日本語とも英語とも違います。別物です。

 

「日本語のこれを、韓国語では何て言ったらいいんだろう…」

と考えて、そこで悩みすぎないようにしましょう。

 

別の言語なのですから、日本語で言えることが何でも直接言えるわけではなく、英語で言えることが全部言えるわけでもありません。

 

そして、逆もそうです。

 

韓国語でしか上手く表現できないこともたくさんあります。

 

ですから柔軟性と、”新しい言語を学んでいるんだ”という感覚が大切です。

 

いつも日本語に当てはめて考えるのではなく、

 

「これは日本語と同じなんだな」

「ここは韓国語ではこういうものなんだな」

 

と、比較はしつつも、別のものとして柔軟に吸収することが大切だと思います。

 

 

いかがだったでしょうか。

 

結論として、韓国語はあまり「あなた」を使わない言語です。

 

 

言語はそれぞれ特徴が違うので、今の自分の感覚で悩みすぎず、とにかく学習を進めてみることをおススメします。

 

学習を進めていくうちに、自分の思い通りの言い方が直訳できないことに、違和感を感じなくなってきます

 

そして、最初は不便に感じていた違いも、全然気にならなくなっていくものです。

 

 

ふと気づいたときに、韓国語独特の表現や言い回しに違和感がなくなっていたら、レベルアップしてる証拠と考えて喜びましょう♪